03. 輸出の始め方を教えて欲しい
輸出は様々な形で始まります。海外の展示会に出展して興味を示された企業と展開を試みたり、海外からの問い合わせがきっかけだったり。でも最も良い形は?
内容:海外展開は様々な始め方があります。海外の展示会に出展して勢いで始める方もいれば、しっかりと市場調査を行った上で乗り出す企業も。海外から問い合わせがあり、トライしてみた方もいます。大使館や商工会議所、JETROなどに依頼すれば間違いないだろうと考えてアドバイスを求める企業も。海外進出の始め方は、必ずしも正しいと言える形がある訳ではありません。
公共機関を使うべきか否か
多くの企業は大使館やJETRO、商工会議所に依頼すれば近道になると思っています。しかし、必ずしも近道にならないだけではなく、失敗の原因や余計に時間が掛かったりお金が掛かる事に繋がることも少なくありません。
公共機関は商売をされておられる方が在籍しているとは限らず、商売の経験があるとも限らず、あくまでも公務員です。多くの場合複数の業界を幅広く担当している事もあり、情報が必要な業界の知識、経験や人脈を持っている訳でもありません。アドバイスはマーケティングレポートを元に提案している場合も多い。公共機関が強いのは情報探しであり、実際の商売に対する具体的なアドバイスではありません。
公共機関は責任を問えない機関でもあり、仮に公共機関のアドバイスが原因でトラブが発生しても泣き寝入りです。実際にビジネスを行い、成功や失敗の経験が多い方こそ、頼れる会社/人材になります。その人材が公共機関から情報を頂き経験を元にアドバイスするとしっかりした形が出来上がります。
公共機関にしてもコンサルタントにしても、その人の経験、成功/失敗、業界の知識、言語能力は本当にピンキリです。海外進出するのはそれなりに投資が必要な大きな決断ですから、組む人を間違えるとそこで折角の海外冒険も終わってしまいかねません。
外国人顧問のサービス内容
外国人顧問ではまずは企業の商品説明をお伺いし、商品/サービスをしっかりと理解し、その企業や商品に合った海外展開方法を提案いたします。
企業や商品にもよりますが、一つの成功する可能性の高い進め方としてはしっかりと競争相手を調査し物が売れるか売れないかの判断からスタートし、ターゲットのお客様が来訪しそうな展示会を探し出し出展を提案し、出展を申し込み、出展に向けての準備を進めるのがあります。その後出展し、候補の輸入代理店の会社概要等を理解し、海外戦略を練って提案。契約交渉から実際の商売までしっかりとフォローします。
企業によっては最初からAmazonなどのオンラインプラットフォームを提案することもあります。B2BなのかB2Cなのかで当然提案内容は大きく異なります。
外国人顧問との契約内容に応じてサービス内容は替わります。はじめての海外展開を検討しておられる段階から商品選び、海外戦略構築、展示会選び、展示会の準備、出展、候補輸入代理店の調査、契約内容に対するアドバイス、展示会のフォローアップ、スタッフ教育、海外企業とのやり取りのアドバイス、貿易実務、トラブルやクレームの解決まで全てアドバイス可能です。
外国人顧問としては日本企業と長期的な提携を希望しており、単発での下記のような仕事は基本的に受けておりませんのでご了承ください:
1. 翻訳のみ(通訳は専門業者がありますのでそちらをお使いください)
2. 展示会探しのみ
3. 輸入代理店紹介のみ
商売はスタートしてから初めて本当の問題や課題が発生します。問題が大きくなる前に一つ一つ慎重に解決案を考える必要があります。海外進出の成功は輸入代理店と組めたところがスタート地点であり、そこで成功したとは限りません。海外の相手企業としっかり組んで問題を解決しながら一緒に商品を育てる事で長期的な良いパートナーが出来、年月を経て作り上げていくものです。
価格:まずは気軽にお問い合わせください