
国際クレーム処理(B2B)
クレームは発生させない&長引かせない

日本は世界で最もクレーム対応の厳しい国と言われています。海外の一部企業は「だからこそ対日輸出を成功させ、我社が如何に優れているかをアピールする!」という勢いで頑張って日本のクレーム処理を覚えたり対応したりする会社があります。その一方、ここまで面倒な事は損益以外の何も繋がらず、最初から日本市場は諦め、もっと柔軟な国へ の輸出に専念する企業もあります。対日クレーム処理を頑張っている会社の中には何とかうまくやっている会社も有れば、途中で諦めて二度と日本と商売はしないという結論に辿り着く企業もあります。
外国人顧問では非常に多くの国際クレームを見てました。内容は品質の問題から、数量が合わない、ラベルの文章が異なる、書類の不備やミス、納期のズレ、キズや破損、包装の問題、輸送中の乱暴な扱いによる破損、コンテナのダメージ、異なる商品の納品、規格外の商品等、山ほど見てきました。
殆どの問題は解決可能ですが、ひとつひとつ解決方法は異なるだけでなく、問題の大きさや損害規模、問題の責任意識や対応に関する要求内容などが異なります。また、国際貿易では文化的な要素も重なり、日本国内でさえトラブル解決はそれなりに考えないと収まらないのに、海外企業が絡むと問題の内容が更に複雑になるだけでなく、金銭面でのリスクがいきなり膨らみます。
クレームが入ってしまったら時と場合によっては会社の存在が危うくなる場合もあります。
クレーム処理は“起きてから動く仕事”ではありません
クレームは何より起きないように常に心がけるのがメーカーの大事な仕事の一つです。多くの場合、一つのクレームだけでも損額が利益の10倍は軽く、100倍や1000倍に上る事も容易に考えられます。クレーム処理の第一歩はまずはクレームが発生しない体制作り、その次に発生した場合に素早く処理し収束させる体制作りです。
大切なのは、日ごろから必要情報が“すぐ取り出せる”状態と、相手と誤解のない良好な関係を築いておくこと。発生時は、謝罪→事実確認→再防止対策を考える→再防止策を実施→報告書/謝罪文を作成→収束までを短時間で一直線に運ぶ。関連企業への迷惑を最小に抑え、再発防止を考え、なるべく早めに全てを処理し、相手企業との信頼を強める。
外国人顧問は、日本企業でのクレーム処理システム構築と、欧州企業を中心とした案件の現場実装を重ねてきました。現場の証拠の取り方・記録の持たせ方、相手に伝わる言い回しと温度感、そして定期的な接点づくりまで、クレームは怒るのが前提で“起こる前”の設計で、起きた後の迷走を断ちます。クレームは誰もが避けたい業務ですが、正しく設計された対応は信頼をむしろ強くします。私たちは、通じ合う国際コミュニケーション(→ 国際コミュニケーション)と、再現性ある運用で、その着地を支えます。
良くあるクレーム例:書類問題、重量や商品数の相違、異物混入、ラベル誤表示、輸送中の損傷、温度逸脱、商品のキズや破損、品質ばらつき/ダメージ など。外国人顧問のクレーム時の目標:早期に相手と連絡。早期に事実確認。発展があれば即状況を相手に伝える。発生原因早期解明。相手に認められる確実な対応策の開発/提案。再発防止策実施。海外企業との合意。信頼関係強化。
外国人顧問の保証と条件
クレームは解決可能なケースと不可能なケースに別れます。
様々な要素要素例:
クレームが発生する要素は様々。外部要素、内部要素、相手の内部要素など。外部要素に関しては「解決できないでしょう」と思われるかも知れませんが、実は外部要素であっても、被害を抑えるための工夫をする事で、相手企業との関係を強める事が出来るチャンスが生まれる場合もあります。調整 可能な内部要素の殆どは再発防止やそのほかの対策が可能であり、外国人顧問は全力を尽くして解決方法を探る事を保証します。 内部要素の一部は外国人顧問も弄れない事があります。例えば、会社の体制として相手企業との関係が悪化し、会社同士が解決案を拒否したりされると我々も手が出ません。海外企業の機嫌を取る事ぐらいは全力を尽くしますが、無駄なコストが跳ね上がります。 外部要素: 為替の変動、戦争/紛争の発生、国際貿易の例えばルール変更や政治的要素、輸送会社のミス、気候による影響(不作等)、疾病、ウィルス、災害など。外部要素に関しては当然ながら海外企業には謝る以外にやりようが無いですね。
但し、いくら外部要素であっても相手企業は困ります。そのため、被害を最小限に抑えるための工夫を考え、相手企業とコミュニケーションを取る事は非常に大事な事です。被害は避けられなくとも、また、被害は自社の責任では無いにしても、頭を使ってどのようなところで相手は被害を被るのか、我々に何が出来るかを考えて、状況報告と解決案を提案し、お客さんとの関係を維持して行く事は非常に大事な事となり、それこそ末永く付き合える関係を築く最大のチャンスかも知れません。
内部要素:
内部要素の殆どは上記でも書いた通りやりようがあります。例えば品質管理の強化、原料のチェックの強化、クレームを管理する事で体制上の問題を把握したり、社員教育の強化等。管理、チェック、意識改革等、内部要素の多くは定義さえできれば解決案も提案しやすく、後は会社内での実行が出来るかのみです。
内部要素の一部は上記でも記載の通り、解決できるものと出来ないものに別れます。クレーム処理は会社のスタッフ(工場員から幹部まで)全員の協力が必要であり、内部情報(例えば過去のクレーム情報)も隠さず提出して頂く事が短時間での問題の解決に繋がります。情報を拒否されると解決案を出すのに時間が余計にかかり、コストも高くなり、最悪クレームの解決には繋がらず自体が悪化していく事も考えられます。
8割~9割のクレームの解決を保証しているのは、解決に必要な協力体制が整っており、必要な情報を隠さず提出し、社内の関係している方全員へのアクセスが条件でもあります。また、会社としてクレームの解 決を望んでいる事が前提となります。
クレームが起きてから動くのでは遅い。「システム作り」で先回りして処理時間短縮/経費削減/フラストレーション"0"に
忙しい現場ほど、クレームは「売上にならない負担」として嫌がられ、仕事に支障が出てフラストレーションがたまります。 外国人顧問の国際クレーム処理は、この常識を引っ繰り返すサービスです。平時から“必要情報が即取り出せる仕組み”を作り、対応マニュアルを整備しておく。そうすることで、発生時は



